「金彩幻想」：作 はんけ様 胡蝶の夢より 栩栩然 舞いて  胡蝶なり 夢か現か 定めがつかず 泡沫の淵に腰おろし 傾げた首に掛けた手は 確かに指は付いてはいるが 人形をした 蝋細工に見えやしないか？ 遽遽然とした有様は 我がことながら滑稽で 肩を震わせ捧腹すれど 脳裡の隅で途方に暮れる―― 分めが有ろうが無かろうが この世はすべて 邯鄲の夢 現もいつかは霞んで消える 耳打ちするのは 邪な蝶 それなら共に 栩栩然 舞いて 戯れて 物化を 享楽するも　 また一興

このイラストははんけさんが「Pixia倶楽部」の「金土日祭り」に出展されていた作品です。
「胡蝶の夢より」をこの作品と合わせてみたいというおねだりを了承して頂きコラボさせて頂きました。
はんけさん、本当にありがとうございます！

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